
主演がイングリッド・バーグマン&シャルル・ボワイエ
”ガス燈” の組み合わせですね。
監督がルイス・マイルストーン
映画史に残る名作 ”西部戦線異状なし” を撮ったベテラン

さぞかし優れものの仕上がりかというと
どうも今ひとつなんですね、残念ながら。

あまりにもあからさまな合成カット・・・


こちらは優れた繋ぎですね。
レストランのショーウィンドーの鶏の丸焼きに
ボワイエが戦争中にドイツ軍の拷問を受けた
忌まわしい記憶を被らせています。
さて本題ですが、
全編を通してのウィークポイントに
身長問題があるかなと。

バーグマンはよく知られていますが
背が高いんですよ(175センチ)
ヒールを履けば180超という。
ところがボワイエはバーグマンより小柄なんですね。
(他の男性の出演者と比べても低い)

ですんで二人が並んで歩いたり向かい合ったりする際
様にならないんですね・・・
なのでカメラアングルにもの凄く気を使っています。
(なるべく)分からないように涙ぐましい努力。

”ガス燈” と違って
この作品では二人は愛し合ってるんですね。
だから距離感が近いわけです。
なので、どうしても気になってしまうんですよね。

あと映画全体のムードが
犯罪映画~フィルムノワール風なんですね。
バーグマンだとどうしても品が良すぎるというか
やさぐれた風情にならないんですよ。

例えば、そうだなあ
この映画の公開が1948年ですから
マリリン・ナッシュあたりが演じていたら
もっとハマったと思うんですよね、見た目的にもキャラクター的にも。


なんてことをつらつら思いながらの2時間でした。
(時間もちょっと長いですね。90~100分あたりが適当かと)
"ARCH OF TRIUMPH" Trailer