
これは腐れ縁というか
喧嘩が絶えないのに
実は相手から離れられない
一組の男女の物語

Rudolf Hrusínský は手癖の悪い
中年男で、しかも昼日中から酒浸り。

ある日、Hana Hegerová と知り合って
彼女と付き合うように。
(Hana は工場勤めの傍ら、部屋に男を呼んで金銭を得ている)

Rudolf は
Hana が留守中に
部屋中を物色して
現金を盗むのですが、その現場を目撃されてしまいます。

激しく詰って、一旦は
Rudolf を追い出すのですが
完全に別れることはせずに
二人の関係はずるずると継続

外出する際に現金を置かないようにする Hana、その様子を Rudolf が外からチェックしています。

仲間からの借金も Hana が支払う
Rudolf の酒浸りはますます度を越していき
周囲からは完全に爪弾き状態。

イライラが募った Rudolf は
ある日 Hana と揉み合いになってしまい
怪我をさせてしまいます。
Hana は暫くのあいだ
入院生活を送ることになるのですが・・・

主役の二人は美男美女タイプではないので
見た目は渋い仕上がりなのですが
荒涼とした工業団地の佇まいを上手く活かした
カメラワークが印象的


ラストにかけての展開が
やや安易で
情緒的な方向に傾いてしまっているのが
残念な気もしますが、
カヒーニャ監督の安定した仕事ぶりが発揮された
佳作ですね。

