バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

お茶目でポップ、1965年にソ連で大ヒットしたオムニバスコメディ映画

 

レオニード・ガイダイ監督の

1965年度製作で

英語のタイトルは

"Operation Y and Shurik's Other Adventures"

3話からなるオムニバス作品で

いずれも30分程度と気軽に楽しむことが出来ますね。

 

主人公は大学生のアレクサンドル・デミヤネンコ

彼自身は基本、真面目で堅物なのですが

それ故に次々と騒動に巻き込まれるという。

(各ストーリーの繋がりはありません。別個のシチュエーション)

 

圧倒的に面白いのが第2話の ”Déjà vu”

 

 

夏期試験の真っ最中で

学生たちはひたすら講義ノートの暗記に努めています。

 

試験当日、アレクサンドルは通学バスで一緒になった

ナターリヤ・セレズニョワのノートをチラ見したのですが

非常に要領よくまとめられていて

「これだ!全部頂いてしまおう」と

延々と覗き込むことを決意

 

 

ナターリヤも丸暗記に必死で

べったりくっつくアレクサンドルを意に介せず

そのまま二人はナターリヤのアパートへ。

 

 

食事中も視線と意識はノートに集中

 

(キートンやチャップリンのサイレント映画を意識した二人が好演)

 

 

部屋が暑く、ナターリヤが服を脱いでもアレクサンドルは気づかず

そのまま二人は寄り添うようにベッドへ。

頬寄せ合って(しかしなにも起こらず)ノートを読み続けるのです。

 

 

猛勉強の甲斐あって

アレクサンドルは試験にパス。

寛いだ気持ちでキャンパスに出かけると

無茶苦茶タイプの女学生を発見。

それはナターリヤその人だったのですが・・・

 

 

まあ他愛のないストーリーで

そんなことはないやろ!

というお気楽話なのですが

辛気臭い要素がまったく無く

スコーンと明るい学園コメディに仕上がっているのがいいですね。

 

アレクサンドル・デミヤネンコの

軽い芝居も良いのですが

なんといっても相手役の

ナターリヤ・セレズニョワが超キュート。

 

 

石立鉄男主演のテレビドラマに出ていた頃の榊原るみに

伊藤麻衣子(いとうまい子)を足して割ったような

昭和アイドルの雰囲気があります。

(この時期のソ連の喜劇映画の女優さんは押しなべて、こういったタイプの人が多いですね)

 

 

機会があれば

この第2話だけでも

是非本編をどうぞ。

まったく肩は凝りませんから・・・

 

"Operation Y and Shurik's Other Adventures"   Trailer

www.youtube.com