今日は映画音楽~サントラ盤が最高な2本の映画を。
主題歌が良くても残りはよくあるインスト演奏、ではなく
使われている楽曲がすべてGOOD。
見逃せない&聴きのがせない
どちらも、一粒で二度美味しい作品です。
当時(1972年)、若干24歳のジミー・クリフが
素晴らしい演技と歌唱をみせる
レゲエを聴かない(あまり好きでない)
方も、一度は耳にしたであろうナンバーがズラリと揃っています。
MANY RIVERS TO CLOSE
YOU CAN GET IT IF YOU REALLY WANT
THE HARDER THEY COME
SITTING IN LIMBO
本編のほうもオールロケなので
ジャマイカの空気感に
たっぷり浸れます。
THE HARDER THEY COME 予告編
ほぼ同じ頃、1974年製作なのが
”愛しのクローディン~CLAUDINE”
ニューヨークの下町に住む男女
(ともにバツ2、女性は6人の子持ち)
の笑いあり涙ありのヒューマンドラマです。
主演のダイアン・キャロルは
演技力に定評がある人ですが
肝っ玉母さんを上手く演じています。
単なるファミリーものではなく
社会格差、人種差別などにもスポットが当てられていますね。
楽曲提供がカーティス・メイフィールド
歌っているのがグラディス・ナイト&ヒップス
という、ソウルファンなら思わずニコニコしてしまう
鉄壁布陣。
その期待通り、サントラ盤は素晴らしい内容で
セールスも好調でした。
CLAUDINE THEMA (instrumental version)
流石のオーケストレーションだなあ、カーティス・・・
そうそう、クローディンといえば
フィリピンの女優さんで
クローディン・バレトという人が居て、
若い頃は大変に美しかったのですよ。
Kailangan Kita (2002)
名前だけでなく、
と、どこかイメージがリンクしているような気がして
脱線してしまいました
失礼失礼。