バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ピチカートに聴くバブルのビフォーアフター

 

日本のポピュラー音楽マエストロ

小西康陽率いる

ピチカート・ファイブのデビューが1985年。

(もう37年!も前のことなのか・・・)

 

オードリィ・ヘプバーン・コンプレックス

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この頃のボーカルは佐々木麻美子

後の野宮真貴時代とは雰囲気が違いますが

狂瀾怒濤のバブルに突入する前の

「余裕感」がありますね。

 

連載小説

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1987年のフルアルバムのなかの一曲。

まさにバブル~泡のなかでブクブクといった

白日夢的サウンドですけど

単なるイケイケではなく

既に来るべき終焉を見越しているような歌詞世界です。

 

このアルバムはソフトロックとしての

名盤でもありますね。

 

 

90年代

そして21世紀に入ってからも

緩やかな下降曲線を描き続けた日本。

 

ピチカート・ファイブの解散後

2015年に発表されたプロジェクトの

”わたくしの二十世紀”

(ピチカート・ワン名義)

 

 

前世紀(二十世紀)に録音された楽曲の

リメイク集です。

 

PIZZICATO ONE Feat.甲田益也子  美しい星

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ここには色彩がありませんね。

黒かグレーか白だけの音世界です。

 

Feat.ミズノマリ  東京の街に雪が降る日、ふたりの恋は終わった

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政治や経済にカラフルとモノクロの相違があるのかどうか

分かりませんが、

どちらのほうが良いのでしょうね?

 

音楽ならば、

どちらも素敵ですけれど。