"FUNNY HOW TIME SLIPS AWAY"
カントリーの大御所、ウィリー・ネルソンの作品なんですが
実に多くのアーティストがカバーしているんですね。
かのエルビス・プレスリーもその一人。
まあ、振られた男の恨み節
みたいな内容で
日本の演歌に通じる感触もありますね。
さて面白いことに
この曲
ソウル~R&Bのシンガー達も
よく取り上げるんですよ。
Little Anthony & The Imperials
ムードが全然違いますよね。
JAZZのスタンダードナンバーみたい。
プロデューサーが敏腕のテディ・ランダッツォなので
ドゥーワップ風味の小粋な仕上がりです。
The Spinners
数あるこの曲のカバー中、
個人的に一番好きなのが
スピナーズの1982年バージョン。
大ヒットではありませんでしたけど、
際立ってますよね。
しかし極めつけはアル・グリーン版でしょう。
人気絶頂の70年代前半の録音ですが
もう素晴らしすぎて、言うことなし。
バックの演奏も最高です。
ちなみに珍品度ナンバーワンのカバーは
ブライアン・フェリー(ロキシー・ミュージック)
ですかね。
ソウルアーティストではないですけれど。
Bryan Ferry
いかにも、フェリーらしい
捌き方であります。