フュージョンとかクロスオーバーなどと
呼ばれる音楽の一ジャンルがあります。
その定義とかスタイルについては
関連書籍にお任せするとして
およそこの手の音楽のリスナーは二通りあって
ひとつは「使い勝手」派。
次のドライブに車内で~店内で流すのにピッタリ~部屋の掃除のBGMに・・・
みたいな感じですね。
個々のミュージシャンの名前とかは別にどうでもよいわけです。
勿論レンタルでもなんでもOK、音源もね。
もう一派はプレイヤー&アレンジャー志向組、
自身でなにか楽器をやっているとか編曲の勉強をしている等。
この場合はもう譜面にしてですね、ひとつひとつのプレイを
チェック&コピーしていくという。
私はどちらのタイプでもないんですけれども
&特に詳しいわけでもないんですが
一応、自分で買った(LPレコードの時代の話ね)なかでの
ベストセレクションをいくつか。
"Jungle Fever" Neil Larsen
エレピの音色が特徴的なニール・ラーセンのソロ第一作。
プロデュース&アレンジが
トミー・リピューマ&アル・シュミットの鉄壁布陣。
あとドラムスがいいんですよ(アンディ・ニューマーク)
"Rain In Spain" Sea Level
フュージョン音楽を演るのは
ほぼジャズ畑の人達ですけれど
このグループは、オールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーが
主軸という変わり種でしたね。
何枚かアルバム出してますが、ファーストが最高です。
ジャケもGOODだし。
"Reflections" Steve Khan & Donald Fagen
ジャズの巨人、セロニアス・モンクのトリビュート盤に
収録されていたナンバーで
スティーブ・カーンとドナルド・フェイゲンのデュオ演奏。
カーンの浮遊感のあるギタープレイは
彼のソロ作でも堪能できますね。
"Remark You Made" Weather Report
ウェザー・リポートのレパートリー中
もっともロマンティックな一曲ですね。
ジャコがまだ居るので
45年くらい前の映像でしょうか。
ウェイン、やっぱり若いなあ・・・
"Three Views Of a Secret" Jaco Pastorius
ジャコ・パストリアスといえば
ソロ第一作の ”ワード・オブ・マウス” に収録されていた
このナンバーは名曲ですね。
アレンジも素晴らしいし。
(ウェザー版より良いのでは?)
あと、ハーモニカのトゥーツ・シールマンスとの
デュオ演奏の映像がありますけど
ピアノの前のジャコって、なんか新鮮ですね。
"Three Views Of a Secret" Jaco Pastorious & Toots Thielemans
クルセイダーズやトム・スコット
スタッフ、ラムゼイ・ルイス
ハーブ・アルバート
・・・
キリがないので
またいつか別の折にでも。