1995年リリースの
"DOOPEE TIME"
これはもう日本のロック/ポップス史上に
燦然と輝く超名盤。
10年、20年に一枚出るか出ないかの
音楽遺産なんですね。
"DOOPEE TIME" DOOPEES
このDOOPEES~ドゥーピーズは
実体のあるバンドではなくて
鬼才、ヤン富田の率いる音楽ユニット。
ボーカルを担当しているのは
Buffalo Daughter の大野由美子なんですね。
(声質は加工処理)
プロモクリップやアルバムのカバーに登場している少女は
仲村綾乃という女優さんで
映画 ”Shall we ダンス?” で
役所広司の娘さん役をやってましたね。
この辺りのクレジットはまったく記載されていなかったので
謎の覆面グループみたいな捉え方をされていました。
アルバムのコンセプトは
架空の少女キャロライン・ノヴァクの成長物語。
(ビジュアルが仲村綾乃&ボーカルが大野由美子という設定ですね)
"TIME AND SPACE" DOOPEES
私、当時聴いてね
本当に感動しましたね~
周りの人に触れ回ってましたよ。
「ともかく聴いてごらんよ」
って。
で2が、続編が出るって
ニュースはずっとあったんですよ。
でもヤン富田の病気入院とか多忙で
度々延期になって
結局お蔵入りになってしまったんですね。
「バリエーションズ 変奏集」
後にヤン富田は
”『DOOPEE TIME 2』はジャケットも歌詞カードも全部できてたけど・・・”
という文章を残していますね。
”だいじょーぶ” DOOPEES
新曲も少しづつ
小出しにリリースされていたのですが
残念無念。
でもリスナーの心のなかで
密やかに再生されていく~
そんなアルバムというのも素敵かな。
少し大人びたキャロラインに
会うことも出来るしね・・・
"AIR VIBES" (2006 VERSION) DOOPEES
"DOOPEE TIME 2" に使用予定だったジャケットデザインのステッカー