バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

1978年、東京音楽祭のアル・グリーン

 

1978年というと昭和53年

テレビを見てたんですね、音楽番組。

 

「東京音楽祭」という

音楽フェス~企画モノなんですが

かなり力は入っていて

海外各国から結構な数の歌い手呼んで

日本勢と一緒になって賞取りするんですよ。

 

この年はエモーションズとかデビー・ブーン

それにケイト・ブッシュが来てましたね。

 

 

国内組は布施明西城秀樹五輪真弓

それに渡辺真知子

 

 

しかし、いったいどういう基準で

ケイト・ブッシュの ”嘆きの天使” と

かもめが翔んだ日” を比較するんですかい?

無茶苦茶でんがな

という話なんですが。

 

(ゲストにはダイアナ・ロス

 

まあそれはともかく

栄えあるグランプリに輝いたのが

このナンバー。

 

AL GREEN    "BELLE"

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いい曲だなあ~

と思って、LPレコード

買ったんですよ。

 

 

でもね、当時のガキの自分には

ピンとこなかったんですね。

ソウルミュージック、聴いてはいましたけど

スティーヴィー・ワンダーとかEW&F

マーヴィン・ゲイ、フィーリーサウンド

あたりだったんですよね。

 

サザンソウルのディープな感覚は

掴めなかったんです。

 

 

で、後年

随分経ってから

その良さが分かりました。

装飾を省いたストイックな演奏に

ひたすら痺れますね。

 

”BELLE”(Full Version)

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音楽祭の時は短縮版でしたが

こちらは8分近いステージ。

100倍良いですね。

 

 

オバマ元大統領も

スピーチの際に

アル・グリーンの歌、口ずさんでましたよ。

日本での一般的な知名度はそれほど高くないかもですが

まさにアメリカの国民的歌手ですね。

 

アルバムから別の曲を最後に。

激渋ナンバーですが

沁みるなあ~

音数を極度に絞り込んだ

いぶし銀の極地であります。

 

"GEORGIA BOY"

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