いきなりドーンですけども
この人は凄いですよ。
ちょっとね、他の人では太刀打ちできません。
from "Live In London 1984" Millie Jackson
これねえ、放禁レベルでしょう?
セクシャルなステージ展開をするアーティストって
結構居ますけど
ここまでやり切るとある種の爽快感もありますね。
こちらは ”CAUGHT UP” というスタジオ録音盤のジャケットなんですが
蜘蛛の巣に男女3人が引っ掛かってますよね。
不倫~三角関係をテーマにしたコンセプトアルバムで
A面(LPの場合)が愛人サイド
B面が妻サイド
という、これまた凄い構成になってるわけです。
それぞれの立場から
「この男は私のもの!」
と激しく応酬合戦を繰り広げているんですね。
(歌だけでなく、エモーショナルな語りも多し)
All I Want Is A Fighting Chance (1974)
もう女の闘いがですね、爆発しております・・・
面白いところでは、御大エルトン・ジョンとの
デュエット曲もあるんですよ。
Act Of War Elton John & Millie Jackson (1985)
しかし取り付く島もない曲調ですよね。
エルトン、撮影の際
相当疲れたでしょうね。
あっ、しかしミリー・ジャクソンの名誉のために
ちょっと一言。
この人は歌、上手いですよ。
バラードでの表現力とか卓越したものがありますね。
自作のナンバーもかなりありますし。
それとバックの演奏も
腕利きの人たちが演ってますんで
単なるキワモノ系ということでは
まったくありません。
If You're Not Back In Love By Monday
いいですよねえ、ウン。
しかしやっぱり
こっちの方向がね
あまりに強烈&天晴れ
ではあります。