バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ジャズ?ソウル? そんなことはどーでもいいじゃない、私は上手いんだからさ by マリーナ・ショウ

 

カテゴライズしにくい、またその必要もないほど

巧いシンガーというと

フィービ・スノウアル・ジャロウの名前が思い浮かびますが

このマリーナ・ショウ

その先輩格ですね。

 

Count Basie & Marlena Shaw (1968)

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この人は1960年代に

カウント・ベイシー楽団の専属歌手だったんですね。

20代半ばの頃だと思いますが

既に迫力と貫禄十分です。

 

その後ソロ作品をいくつか出しますが

極めつけの名盤が

1975年の "Who Is This Bitch,Anyway"

というアルバム。

 

Street Walking Woman

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あらゆる曲調のナンバーを自在に操る

歌唱力に圧倒されます。

 

Rose Marie (Mon Cherie)

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バックのミュージシャンが

ラリー・カールトン、デヴィッド・T・ウォーカー

チャック・レイニー、ハービー・メイソン、ジム・ゴードン

とこれまた腕利き揃い。

(しかしそれほどセールス面では芳しくなく・・・)

 

Yu-Ma/Go Away Little Boy

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独特の語りを織り交ぜた唱法が

存分に発揮されたのがこの曲。

(日本でいうと梓みちよかな?例えが古いか・・・)

 

70年代後半以降は

ディスコ調のアレンジになってしまって

作品としての面白味は無くなってしまいますが

ステージでの活躍は続いているようです。

 

Lovin' You Was Like A Party (2013)

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10年ほど前のライブですが

まだまだ元気。

バンドの面子がスタジオ盤録音時と同じというのが

これまたGOODであります。