さて今回は
この世~現実世界
ではなくて
あの世~幻想の世界
をイメージさせる楽曲を幾つか。
ARGENT Clown
彼らの活動後期に発売された作品で
あまり注目されませんでしたが
コーラスワークに凝った
聴きごたえのある力作だと思います。
BE-BOP DELUXE Adventures In a Yorkshire Landscape
スタジオ録音盤の2倍以上の演奏時間になっていて
ビル・ネルソンの素晴らしいギタープレイが堪能できますね。
本国イギリスのアルバムチャートでトップ10入りした名作。
UTOPIA Sunburst Finish
前半はリードボーカルがめまぐるしく交代するロックンロール、
中盤から強引とも思える展開でトッド節が全開です。
メンバーがテクニシャン揃いなので演奏が破綻しないのは流石。
中学の頃、LPでよく聴いてました。
しかし全編通して聴くと、もうグッタリ・・・
PETER GABRIEL San Jacinto
ソロになってからのピーター・ゲイブリエルのアルバム
特に3枚目、4枚目は完成度の高い作品で
愛聴盤でしたね、70年代後半~80年代前半あたりだったかな。
GARY WRIGHT Dream Weaber
1975年の大ヒット。
ゲイリー・ライトはキャリアの長いキーボード奏者で
ソロ活動以外にもジョージ・ハリスンのアルバムによく
クレジットされてましたね。
TEARS FOR FEARS Swords And Knives
この曲はシングルカットされませんでしたので
TFFのナンバーとしては地味で目立ちませんが
しっかり構成された意欲作かと。
アルバム "THE SEEDS OF LOVE"(1989)も
これまた当時の愛聴盤で、今でも時々聴きますね。
こうしてみると、この手の作風は
アメリカ勢よりUK勢のほうが優勢かな?
ふとさ迷い込んだ深い森の奥には
見たこともない異次元ワールドが待ち受けていた・・・
といった情景は確かにヨーロッパにこそ
求め得る世界なのかもですね。