刑事&警察モノといえば映画やテレビの一大ジャンルで
膨大な作品がありますよね。
昔も今も人気があるし、これからもそうでしょう。
で、この「フレンチ・コネクション」(1971年)ですよ。
絶対的決定版ですよね。
極論すれば、これ1本で足りる。
これ以上には作れないです。
観客が期待する全ての要素が入ってますから。
ジーン・ハックマン演じるドイル刑事、
これ他の役者さんでは、ここまで出来ませんもん。
監督のウィリアム・フリードキンはこの後に
「エクソシスト」(1973年)ですから、もう怖いものなし。
(その後がね・・・)
忘れていけないのは、音楽
ドン・エリスの編曲の素晴らしさ。
これがあるのとないのとでは大違い。
早く亡くなってしまいましたが、残念ですね。
ちなみに続編のⅡは違う監督の手によるものですが
やっぱり、ちょっと見劣りしますね。
悪くはないんですけども。
1作目で車の壮絶なチェイスは使ってしまっているので
この作品ではエンディングで
ハックマンを歩き(走り)に歩かせて(走らせて)ます。