男所帯のバンドや男性シンガーのゲストとして
女性(のコーラス)が居ること、ありますよね。
いわゆるバックアップボーカル。
通常、スポットライトが当たることもなく
クレジットもあったりなかったり。
でも素敵な人、多いんですよ。
今回はそんなアーティストを何人か。
Tin Soldier SMALL FACES
60SのUKロック最高峰
スモール・フェイセス。
スティーブ・マリオット、たまらんですね~
その横の女性ボーカリストも目を惹きますよね。
この人は P.P.Arnold という
現在でも活動中のベテランアーティストで
ソロ作品も相当数発表しています。
The First Cut Is The Deepest P.P.Arnold
いや~、歌唱力ありますねえ。
では次は70年代にいきまして、
Get Closer SEALS&CROFTS
シールズ&クロフツという
アメリカの男性デュオグループが
全米トップ10に送り込んだヒット曲(1976年)
ゲストに迎えられているのが
キャロリン・ウィリスというシンガーなんですが
1970年代前半には
ハニーコーンというグループに在籍していたんですね。
One Monkey Don't Stop No Show HONEY CONE
女性3人組で、いずれもリードが取れる実力者揃いでした。
(このクリップではキャロリンは右)
センター位置のエドナ・ライトは
残念ながら、昨年亡くなりました。
ちなみにお姉さんのダーレン・ラブも
フィル・スペクターに重用された、有名なボーカリストでしたね。
さて最後は御大、ブライアン・ウィルソンの
スタジオライブ映像。
Forever She'll Be My Surfer Girl BRIAN WILSON
ブライアンのソロ作ではベストな仕上がりの
”ラッキー・オールド・サン”(2008年)の収録曲ですが、
ブライの肩越しでまさに優しく
バックアップしているのが
テイラー・ミルズ。
バンド内の紅一点で、女優さんのような華やかさがありますね。
この時のメンツの来日公演を観に行ったことがありますが
ステージでも目立っていましたよ。
こうやって、主役ではない
バックアップのメンバーを辿って
聴いていくのもなかなかに楽しいものです。
他にも素晴らしいアーティストが大勢居ますけれども
また、機会がありましたら
取り上げてみることにしましょう。
Melody TAYLOR MILLS