ま、なんといっても
楽器でいえば(エレクトリック)ギター、
一番目立つのもギタリストですよね
ロックミュージックでは。
私は長いギターソロが続くと
(それがどんなにテクニカルなプレイであっても)
耳が離れていってしまうほうなので
いわゆるギターのヒーロー&神様的なアーティストには
興味が持てなくて。
それにジミ・ヘンドリックスという
絶対的なアーテイストがもう出現してしまってますから
これを超えていくというのはなかなかに
難しいかなあと。
LITTLE WING Jimi Hendrix
僅か2分ちょいの演奏ですけど
ロックギターのすべてが表現されてるといっても
いいくらい、だと思うんですよね。
でも、それだと
これで終わりになってしまうので(苦笑)
話を続けまして。
70年代の中頃かな
かの有名なジェフ・ベックの
”ワイアード” はLP(アナログ)を買いましたね。
LED BOOTS Jeff Beck
非常にソリッドでいいですね。
ヤン・ハマーのキーボードと
ナラダ・マイケル・ウォルデン(ドラムス)の
貢献度高し。
この頃は実に多くのギタリストが大活躍で、
まさに百花繚乱の如く。
スティーブ・カーン、ヒュー・マックラキャン、アル・ディメオラ
ジェイ・グレイドン・・・
キャリアの長い人~60年代から活動している人もいますし
ルーツも様々ですけど、もう名前挙げていったらキリがありません。
日本では、チャー(Char)
かっこよかったんですよ。
76年のファーストソロ、買いましたねえ。
なんといっても、
”SHININ' YOU,SHININ' DAY” と ”SMOKY” が入ってますから。
SMOKY Char
年月経ても、魅力衰えず。
カッティングがもう最高
それに、やはり見た目は重要ですね、ウン。
あと、あまりスポットライトがあたる人ではないですけれど
永井允男というギタリスト、
素敵だと思うんですよ。
ミカバンドにほんの少しだけ在籍していましたが
録音はほとんど残されていないみたいですね。
ハイ・ベイビー サディスティック・ミカ・バンド
この映像ではあまり目立ちませんが
同時期(1974年前半)に発表された
BUZZ(バズ)のアルバムでは
加藤和彦とミカを除いたミカバンドのメンバーが
参加していて、息の合ったプレイを聴かせてくれます。
ガラス窓 BUZZ
いいなあ~
必要なところにだけ必要な音を置いていく演奏、
でもストイックではなく遊び心もあって。
半世紀前近い録音とは、とても思えないですね。
ミカバンドのあとは
金子マリ&バックス・バニーで長くプレイされてますが
より骨太の演奏がまた素晴らしい・・・
最後の本音 金子マリ&BUX BUNNY
日本のギタリストもまた綺羅星の如く。
ギターソロと同じで、長くなるのもなんなので
このあたりで切り上げましょう。