バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

動物王国 テレビの王国

 

バンコクの古本屋で買った

”犬、わが友”

ムツゴロウこと畑正憲氏の1981年のエッセイ。

 

ムツゴロウさんといえば

1980~1990年代にテレビ放映された

「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が

よく知られていますよね。

 

 

氏は1970年代から既に多くの著作がありますけれど

一般的な知名度の浸透という意味では

このシリーズが圧倒的でしょう。

(昨年亡くなった山本圭のナレーションも名人芸)

 

家族揃って見れますから、なんといっても。

 

昔はね、

テレビが娯楽の王様

でも、一家に一台です。

自分の好きな番組があっても

必ずしも見れるとは限らない。

 

 

コント55号萩本欽一坂上二郎)の野球拳

(ジャンケンで負けると服を脱いでいく)

ドリフターズの「8時だよ!全員集合」などは

低俗番組とか言われて、風当たりが強かったり。

 

深夜のお色気番組、「11PM」なんかは

ボリューム落として

必死にこっそり見てましたね。

(親は気づいてるんでしょうけども)

 

 

今はDVDのボックスや

リマスターされたバージョンも出ていたりして

当時の映像を見返すことも容易になりました。

 

 

しかしテレビ放送が始まった黎明期の番組のフィルムは

ほぼほぼ消滅していて、

当時の番組制作に携わった関係者の記録に頼ることしか出来ません。

 

 

それらの記述によると、

”ムム、是非見てみたい!”

と思う作品がいっぱいあるのですけれど

叶わぬ夢であるのが残念です・・・

 

 

参考図書

「犬、わが友」(畑正憲著/サンケイ出版)

「なんでそーなるの 萩本欽一自伝」(萩本欽一著/集英社文庫

いかりや長介という生き方」(いかりや浩一著/幻冬舎文庫

「テレビの黄金時代」(小林信彦著/文春文庫)

「放送禁止映像大全」(天野ミチヒロ著/三才ブック)

ウルトラマンになった男」(古谷敏著/小学館

「病室のシャボン玉ホリデー」(なべおさみ著/文藝春秋

「昭和の怪物」(なべおさみ著/講談社

「蝶々にエノケン」(中山千夏著/講談社

「ふたりの笑タイム」(小林信彦萩本欽一著/集英社

「壮絶!田宮二郎」(升本喜年著/清流出版)

シャボン玉ホリデー スターダストを、もう一度」(五歩一勇著/日本テレビ