バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

SOME THINGS ARE BETTER LEFT UNSAID~言わぬが花 「宗教」

 

外国に居る時

外国人と話す際

 

ちょっと気をつけたほうがよい

トピックが幾つかありますね。

その筆頭格が

”宗教” かなと。

 

日本人って一般的には

宗教に対して

それほどシリアスに考えたり向かい合ったりしないでしょう?

(私もその一人です。もっとも新興系?というのかな、そちらでは色々とあるようですが)

 

でも世界の多くの人々は

なにがしかの宗教の

敬虔な信者なんですよね。

何世代にもわたって。

 

 

”GOD SAID” TODD RUNDGREN

www.youtube.com

 

批評家目線で捉えると

うーん、その教えというか教義には賛成できんなあ

今の時代にあってないんじゃないかなあ

変な生活習慣だなあ

みたく見えちゃうことが

どんな宗教にもあったりしますよね。

 

でも宗教って

信じるものですからね。

 

そうでない人間があれこれ言うべきではないですよね

安易に。

 

 

タイと日本でいえば

仏教という大きな括りがありますから

(”大”と”小”の違いはありますけれど)

親しみというか親和性はありますね。

 

日々の生活に

仏教の教えがもっと密着してるかな

タイでは。

頻繁にお寺にお参りに行く人、多いですよ。

私もよく誘われます。

 

タイにはクリスチャンやモスリムの人も

勿論居るわけですが

いわゆる宗教対立みたいな構図は

バンコクで暮らしていて)

感じることはありません。

 

LGBTマターも然り、

タイの人々の持つ寛容な精神が

柔らかい空気感を産んでいるように思えますね。

 

(ロック史に残る名曲 “神のみぞ知る”  穏やかな内容の歌詞ですが、作者のブライアン・ウィルソンは ”GOD” というワードを用いることに非常に神経質になっていた)

 

"GOD ONLY KNOWS"  BRIAN WILSON & FRIENDS

www.youtube.com

 

宗教に関することはやっかいだなあ

そうだ、無宗教でいこう!

私はあらゆる宗教を信じていないのです・・・

 

これ、日本では

すんなり受け入れられるでしょうけれど

外国では必ずしもよくない路線かもですよ。

 

ニュートラルという意味合いでなく

ニヒリスト~虚無的なイメージで捉えられてしまう

可能性があります。

「えっ?信じる教えが無いのですか、何ひとつ? あなた・・・人間ですか?」

といった受け取られ方ですね、極端に言うと。

 

私なんぞには

何ひとつ

言う資格はないですけれど

宗教って

人の心が穏やかになる~

心の中でその教えを思い浮かべると。

 

そういうものじゃないかなと思うんですね。

それ以上とか以外ってことは

無いんじゃないかと。

 

それで充分じゃないですか。

それこそが既に奇蹟であり

悟りの境地でしょう?

 

全然違う!

間違っとる!

そんな甘っちょろいものではない!

 

ですよね、

安易に口を出してはいけない

という戒めの

典型的な事例ということで

お許しくださいませ・・・

 

 

参考図書

 

WOULDN'T IT BE NICE  My Own Story / Brian Wilson with Todd Gold

ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化/ティモシー・ホワイト著・宮治ひろみ訳

Pヴァイン・ブックス