バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

この世の音楽の洗練の極地~ジョビンの ”バラに降る雨”

 

音楽のジャンルって色々ありますけど

「もっともソフィスティケートされた作品(曲)は?」

となったら、このナンバーでしょうかね・・・

 

Double Rainbow    Antonio Carlos Jobim

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英語のタイトルでは "Children's Games"

という表記になることもあるようですね。

ジョビンの作品では他にもっと知名度の高い曲が

いくらでもありますけれど、この曲は極めつけかなと。

 

リー・リトナーケニー・ドリュースタン・ゲッツ

多くの人がカバーしていますが

原曲があまりに素晴らしいので

難しいですね、新たな魅力や解釈を付け加えるのは。

 

 

個人的に好きなのは

イリアーヌ・イリアスの演奏。

バックの面子も強力ですし

なんといっても同国人ですしね。

(ジョビンはリオデジャネイロイリアスサンパウロ生まれですが)

 

Chidren's Games     Eliane Elias

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ちょい毛色の変わった(という言い方は良くないですが)ところでは

オスカー・ピーターソン

シンガーズ・アンリミテッドと組んだ

スキャット仕上げ。

 

Children's Games    Oscar Petersn and The Singers Unlimited

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さて冒頭のジョビン版は1980年の発表なのですが

遡ること10年前にも

この曲、録音されているんですね。

余裕しゃくしゃくの80年版も良いのですが

この70年バージョンがまた最高!

 

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アレンジ(デオダート)がハマってますね。

特に後半にかけてのパートが秀逸。

 

ここまでくると

この世というよりは

もう黄泉の国に連れていかれそう・・・