バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

黒澤映画と思って観れば後半パートも乗り切れる ”ニーベルンゲン クリームヒルトの復讐”

 

怒りに燃えるお姫様

いよいよ亡き夫の復讐に乗り出します。

 

 

あらっ

構図とか人物の表情

セットの具合が

 

 

黒澤明の諸作品

特に ”蜘蛛巣城” と "乱" に似てるなあ。

(勿論、黒澤作品のほうがずっと後の製作ですが)

 

 

お城が弓矢攻撃に晒されるところとか

 

 

燃えて落城するシーンとか

 

 

私、

おお仲代達矢

戦前のフリッツ・ラングの作品にも出ていたのか

なんて思っちゃいましたよ。

 

 

蜘蛛巣城” はマクベス

”乱” はリア王

からの翻案とされていますが

映像的には本作(の特に第二部)に

多大な影響を受けているのではないでしょうか。

 

 

いかにも

”黒澤チック”

じゃありません?

 

蜘蛛巣城” に出ていた

三船さんに聞いてみましょうかね。

 

 

うるさ~い

ジークフリードは途中で死んでしまうではないか

ワシは最後まで見せ場満載で出ずっぱり。

弓で撃たれるシーンなど

ホントに死ぬかと思ったんだ・・・

 

あっ、済みません

余計なことを尋ねてしまったようです。

 

"Die Nibelungen: Kriemhild's Revenge" (1924)

www.youtube.com