怒りに燃えるお姫様
いよいよ亡き夫の復讐に乗り出します。
あらっ
構図とか人物の表情
セットの具合が
黒澤明の諸作品
特に ”蜘蛛巣城” と "乱" に似てるなあ。
(勿論、黒澤作品のほうがずっと後の製作ですが)
お城が弓矢攻撃に晒されるところとか
燃えて落城するシーンとか
私、
おお仲代達矢は
戦前のフリッツ・ラングの作品にも出ていたのか
なんて思っちゃいましたよ。
”乱” はリア王
からの翻案とされていますが
映像的には本作(の特に第二部)に
多大な影響を受けているのではないでしょうか。
いかにも
”黒澤チック”
じゃありません?
”蜘蛛巣城” に出ていた
三船さんに聞いてみましょうかね。
うるさ~い
ジークフリードは途中で死んでしまうではないか
ワシは最後まで見せ場満載で出ずっぱり。
弓で撃たれるシーンなど
ホントに死ぬかと思ったんだ・・・
あっ、済みません
余計なことを尋ねてしまったようです。
"Die Nibelungen: Kriemhild's Revenge" (1924)