バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

手間暇かけて早飯の日本料理、手早く作ってゆっくり食べるタイ料理

 

豪華なご馳走系じゃなくて

毎日の普段飯。

世界で一番旨いのは

日本料理とタイ料理。

 

私の超独断なんですけどね。

 

 

日本食とタイ食って

味覚の基準が相当異なりますけど

作り方と頂き方も180度に近く

違うような気がするんですよ。

 

 

日本ってね

「早飯」なんですよ。

特に男は。

麺類とか丼物の場合、

嚙んでないですよ。

流し込んでるもの。

ゾロゾロ~ズルズルって。

 

ゆっくり食べてると嫌がられるし怒られる

そんな空気感が充満してません?

無言のプレッシャーが半端ない。

 

 

でもね、

調理にかける時間は膨大なんですよ。

下ごしらえ、仕込み

徹底的にこだわるし

いい店の基準になってるでしょ。

お客さんもそこを凄く重要視する。

手間をかければかけるほど

褒められるみたいな。

 

 

翻ってタイ料理。

おしなべて調理過程はシンプルなんですよ。

あの有名なトムヤムクン

材料が切ってあれば、2~3分でOK。

だって調味料も一緒にぶち込んで

サッと煮立たせるだけだもの。

 

出汁で整えていくことをしないから

パパッと出来ちゃうんですよ。

 

タイの人もグルメですからね。

味にはうるさいですよ。

でも日本みたいに

微に入り細を穿つような

シリアスなチェックはしませんね。

口に入れて美味しければ

それでニッコリですよ。

 

 

で、食べるスピードは

ゆっくりなんです。

比較的忙しいランチアワーでもそう。

ヌードル類もご飯ものも

ちょっとずつしか口に運ばない。

かきこむとかかぶりつくは無し。

(食器を持ち上げたり口につけたり、咀嚼音が大きいのも✖)

 

 

頭の良い方ですと

こういうところから

文化や国民性の違いを論じたりするんでしょうけど

私は頭が悪いからパス。

 

だいいち

美味しいタイ料理をいっぱい食べたので

頭が働きませんもの。

 

しばらく

のんびり休んでいこう。

急かされないからね・・・