確か高校3年くらいだったと思うんですが
ラジオを聞いてまして
「では続いて、亡くなったビル・エヴァンスの新しいアルバムから1曲」
流れてきた演奏に耳を奪われたんですね。
当時は洋楽ロック中心で、ジャズはなんとなく敷居が高いような気がしてたんですが。
で、アルバムを買いにレコード屋に早速行きまして。
そこからジャズ、聴くようになりました。
そんなにLPレコード、買えませんからね、
学校をズル休みして、小田急線で新宿へ。
ジャズ喫茶(今でもあるのかな?)で、コーヒー一杯頼んで
恐る恐るリクエストしてましたね~
(レコードの片面をかけてくれるのです)
このレコードに収められていたナンバーは1977年頃の録音で
エバンスの最晩年のスタジオレコーディングですね。
有名な作品が多数ありますが
私は「MOON BEAMS」という62年のアルバムが好きですね。
オーケストラとの共演作も幾つかありますが
組曲形式の異色作です。
LPで買った時は今一つ分からなかったんですが
CDで聴き通したときは良いな~と思いました。
こういう部分はCDの(数少ない)長所ですね。