バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

最初の出逢いが最高だった・・・アート・ガーファンクルの「BREAK AWAY」

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邦楽から洋楽へ段々興味がシフトしていた頃、

1975~6年、中学生だったんですが。

 

1枚のLPレコード買いまして、音の虜になりました。

S&Gでお馴染みのアート・ガーファンクル

「愛への旅立ち~BREAKAWAY」です。

 

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ガーファンクルのソロ?

あー、じゃあなんかメロディーが綺麗なフォークタッチの曲を

アコースティックサウンドをバックに行儀よく歌ってるんでしょ?

 

普通そう思いますよね。

ところがこのアルバムは全く違います、

ジャケット(名匠 ノーマン・シーフ撮影)からして。

 

言ってみれば、朝から昼でなく

夕暮れから夜、夜更けの雰囲気です。

 

youtu.be

 

映画で言えばD・リンチ的な酩酊感、スリップ感覚もあります。

こういう作品はアート(あるいはサイモン&ガーファンクル時代も含めて)

の他のアルバムにはありませんので、その意味でも異質の存在です。

 

プロデュース、アレンジ、演奏も絶妙で

ボーカル面でもアートの良さが最大限に発揮されています。

この後、40数年音楽を聴いてきましたが

ボーカルアルバムとして、これを超える作品には出逢いませんでした。

 

それって良いことなのかどうか分かりませんが・・・

 

youtu.be

 

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