渥美清といえばイコール
「男はつらいよ」の寅さんの
イメージが定着していますが、勿論
他の映画にも出演しているわけで。
特に「男はつらいよ」がシリーズ化される前には
さまざまなタイプの役柄を演じています。
こちらは1961年の「南の島に雪が降る」という映画。
渥美清をはじめ、数多くの喜劇役者がそろい踏みです。
この作品は主演の加東大介の太平洋戦争の従軍記が原作で
映画でも自らが演じています。
それにしても声が、声の張りが素晴らしいですよね
二人とも。
この頃の俳優さんはまず「声」で魅せてくれたものです。
名脇役として有名ですね。
確か1970年代中ごろに「赤福のれん」というテレビドラマに
出演していたはず。
(私は財津一郎が好きだったので、なんとなく覚えているんです。
餡作りの名人役で
ターやん、という愛称だったような)
主演は十朱幸代でした。
十朱幸代は「男はつらいよ」の14作のマドンナでしたね。
てな具合で、リレー式に色々な映画やテレビを観ていくのは
楽しいものであります。
そういえば十朱幸代のお父さんも名優だったんですよ。
小津や溝口監督の作品によく出ていました。
今度、男はつらいよの”新作”が封切られるみたいですね。
どう、なんでしょうね
キリがなくなるのでまた別の機会に・・・