映画は企画~製作~公開まで
非常に長いみちのり、関わる人たちも膨大な数になりますので
一つ一つの作品が完成するまで
難産の連続ですよね。
監督は映画そのものについては全権掌握、のはずなんですが
プロデューサーやスポンサーとの軋轢
スタッフや役者の起用、調整などもうてんてこ舞い。
日本の監督は有名な方でも
特に金銭的な苦労が多く、
岡本、小林、新藤監督などは
自宅を売却したり、抵当に入れて
作品を作っていました。
あの黒澤監督でさえ、晩年は資金不足で思うような
映画、撮れませんでしたからね・・・
一方、スクリーンに登場する役者さんたちはどうかといえば、
ごく一部のスターは別として
こちらももう大変。
役者稼業だけで食べていける人はほんの僅かですし
撮影現場でも無理な要求されてばかり。
でも”無数の無名の”俳優さんが居るから、映画は成り立つのであって
クレジットが小さい&ノンクレジットの役者さんに
APPLAUSE !