昔、日本で働いていた頃
同僚の女性が退職することになって
花束なぞをオフィスで贈呈。
で、その時に言われたんですね。
「あのー、ちょっと気になってたんですけど
何かあったときにね、貴方真っ先に死にそうよ。
だって影が薄いのよね」
ですって。
その女性は確かに独特のオーラというか雰囲気があって
「ねえねえ、占ってよ」とか女性スタッフから
しょっちゅう声かけられてました。
(で、実際非常によく当たるらしい)
それとは別に、やはり東京に居た頃ですが
ちょっと付き合っていた女性が居まして、
しかしなんというか、今ひとつ相性がピッタリというわけでもないんですね。
趣味嗜好も違うし。
である時「なんで(自分と)付き合ってるの?」という
ニュアンスで聞いてみたんです。
そしたら「あなた、放っておくとすっーとそのまま消えて
いきそうだから」と。
この場合の”消える”はちょっと遠くへ、ではなくて
この世から、という意味なんだと。
思い返すと、他にも同様のこと言われたことありますね。
それもみんな女性。
きっと彼女たちには見えるんでしょうね、
ヘロヘロの私の背後霊?が・・・
「港町」 いばら美喜/ホラーマンガの逆襲(光文社)より