バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ヒット曲を入れないで選ぶ、私の好きなカーペンターズ・ソングブック PART 1

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カーペンターズ

人気あったんですよ、1970年代の初めから中頃。

普段洋楽を聴かない人のあいだでもね。

でも女子、ならいいんです。

男子は厳しかったっすよ。

とてもじゃないけど。

 

だってパープルとかツェッペリンですよ、当時は。

またはキングクリムゾン、ELPピンクフロイドとか。

マッカートニー&ウィングスあたりでも風当たり強い。

”えっ、そんな売れ線狙いのアルバム聴いてるの?”

なんてね。

JAZZやSOUL好きなんてのはそもそもほぼ居ないし。

ましてカーペンターズとはちょっと口に出来ない感じ。

 

私は当時、オンタイムで買ったカーペンターズのレコード(LP)は

2~3枚。

どうもね、ジャケットワークとか服のセンスがね・・・

あんまり部屋に飾って満足するようなものではないのが

多かったし。

 

なので彼らの作品にじっくりと耳を傾けるようになったのは

随分あとのことですね。

 

で、ヒット曲の数々はもうほとんどの方が知ってるでしょうから

今日と明日でシングルにならなかった曲、

なっても大ヒットにならなかった作品を幾つか。

彼らは捨て曲が無いから、目立たないナンバーでも

聴きどころがあっていいですね。

 

Aurora/Eventide

www.youtube.com

 

75年発表のアルバム ”ホライゾン"の

オープニング~エンディング作品。

リチャードのオリジナル、

厳かな夜明けをイメージさせるような佳曲。

このアルバムは録音状態が良くて、カレンの深みのある歌声を

味わうには最適かと。

 

Bless The Beasts And The Children

www.youtube.com

 

映画のタイトルソング、71年の作品でシングルカットされましたが

なんと最高位67位という

カーペンターズとしては最低ランキングの1曲。

(まあB面扱いということもあったのですが)

でもなあ、良い曲だと思うけどなあ~

クリップではリチャードはじめバンドのメンバーが

やることなくて、完全に手持無沙汰なところが

微笑ましいですね。

 

それはさておき、この時

カレン、まだ二十歳そこそこですよ。

もう声が完成されてますよね。

 

というわけで

続きはまた明日。