人気あったんですよ、1970年代の初めから中頃。
普段洋楽を聴かない人のあいだでもね。
でも女子、ならいいんです。
男子は厳しかったっすよ。
とてもじゃないけど。
だってパープルとかツェッペリンですよ、当時は。
マッカートニー&ウィングスあたりでも風当たり強い。
”えっ、そんな売れ線狙いのアルバム聴いてるの?”
なんてね。
JAZZやSOUL好きなんてのはそもそもほぼ居ないし。
ましてカーペンターズとはちょっと口に出来ない感じ。
私は当時、オンタイムで買ったカーペンターズのレコード(LP)は
2~3枚。
どうもね、ジャケットワークとか服のセンスがね・・・
あんまり部屋に飾って満足するようなものではないのが
多かったし。
なので彼らの作品にじっくりと耳を傾けるようになったのは
随分あとのことですね。
で、ヒット曲の数々はもうほとんどの方が知ってるでしょうから
今日と明日でシングルにならなかった曲、
なっても大ヒットにならなかった作品を幾つか。
彼らは捨て曲が無いから、目立たないナンバーでも
聴きどころがあっていいですね。
Aurora/Eventide
75年発表のアルバム ”ホライゾン"の
オープニング~エンディング作品。
リチャードのオリジナル、
厳かな夜明けをイメージさせるような佳曲。
このアルバムは録音状態が良くて、カレンの深みのある歌声を
味わうには最適かと。
Bless The Beasts And The Children
映画のタイトルソング、71年の作品でシングルカットされましたが
なんと最高位67位という
カーペンターズとしては最低ランキングの1曲。
(まあB面扱いということもあったのですが)
でもなあ、良い曲だと思うけどなあ~
クリップではリチャードはじめバンドのメンバーが
やることなくて、完全に手持無沙汰なところが
微笑ましいですね。
それはさておき、この時
カレン、まだ二十歳そこそこですよ。
もう声が完成されてますよね。
というわけで
続きはまた明日。