今日は構成の凝った
&雰囲気いっぱいの楽曲を幾つか。
DIONNE WARWICK Check Out Time
なんという、なんという完成度でありましょうか。
この楽曲、このボーカル
このアレンジの妙
ストリングス、ブラス
終盤のテンポチェンジ・・・
バカラック&デヴィッド、ディオンヌが織りなす魔法の4分間。
CAROL BAYER SAGER Steal Away Again
後に公私ともにバカラックのパートナーになる
キャロル・ベイヤー・セイガーの1st(1977年)
当時LP買いましたけど、収録曲のなかでも
際立って良い出来。
すれ違いに終わった恋人たちを描いた映画の
エンディングに使ったらハマりそうな感じでしょ?
NEIL DIAMOND September Morn
ラジオの全米トップ40聞いていて
”おっ、綺麗な曲だなあ”と思って、やはりLP買いましたね。
1979年頃かな。
ニール・ダイアモンドというと”大衆ベタ”という感じしますが
コンポーザーとして佳曲、たくさん残してますね。
ROBBIE ROBERTSON Somewhere Down The Crazy River
一度聴くと耳から離れないほど強力なナンバーで
ロビーのファーストソロアルバム(1987年)収録曲。
ザ・バンドのオールドファンからは
ちょっと評判悪かったかも。
ダニエル・ラノワの制作で
確かにちょいオーバープロデュースなんですよね。
でも全編力の入った作品でしたね。
TOM WAITS&BETTE MIDLER I Never Talk To Strangers
何も言うことなし。
ART GARFUNKEL In Cars
アートの5作目、恋人(ローリー・バード)を失った時の作品で
静謐さと喪失感がアルバム全体を覆っています。
印象的なバックアップボーカルがリア・カンケル
そしてなんと旧友ポール・サイモンの歌声も聴かれますね。
JIMMY WEBB MacArthur Park
"In Cars" の作者ジミー・ウェッブのナンバーで
ポピュラーミュージック界の代表的楽曲。
非常に多くのアーティストが取り上げていますし、
ジミー自身も様々なバージョンを残しているのですが
1996年の "TEN EASY PIECES" 収録版が決定的かと。
このアルバムは一家に一枚ですよ。
いや~、音楽って本当にいいですねえ。
あっ、映画も本もね・・・