ホラー映画って
世界中かなりの国で
製作本数が非常に多いんですよね。
ということはそれだけ需要があるということで
怖いもの好きという心理は
共通なんでしょうね。
今日はアメリカ映画を2本、
製作された年もほぼ同時期で
どちらも舞台となるのが海辺の灯台です。
1本目は
THE MONSTER OF PIEDRAS BLANCAS
という1959年の作品。
低予算ということもあるのでしょうか、
モンスターが出てくるシーンは少なめですが
人間ドラマのほうは割と丁寧に撮られています。
ヒロインはセクシー系の女優&モデルだった
ジャンヌ・カーメン。
プライベートではマリリン・モンローと親しかったようですが
この作品ではお色気路線は控えめで、
清楚なイメージが前面に出た役柄です。
(この人はずっと後年、ジョージ・マイケルのビデオクリップにチラリと出演したりしています)
ヒッチコックを思わせるような構図があったり、
海辺の灯台のシーンなども美しいですね。
でも怖い映画か?となりますと
そうではないですけれど。
もう一本は1960年の
TORMENTED
タイトルバックが1本目の映画と同じような感じですね。
こちらのほうが観て楽しめる要素が強いかもです。
おー、首が空中を移動したり
ペラペラと話しかけてきたりしてますよ。
死体に海藻が・・・
円谷プロの ”怪奇大作戦” とか ”ウルトラQ” のテイストが
好きな人なら、結構ハマるかも。
海岸のシーンなどはやはり綺麗ですね。
灯台もしっかり登場します。
ホラー映画ベスト100
などのセレクションにはおよそ
絶対にランクインしないでしょうが
ポップコーンを頬張りながら
1時間強(どちらも70~75分とコンパクトな作り)
まったりと楽しめますよ。