いや、このバンドはユニークですよ。
STARBUCK~スターバックという
7人組なんですけれど。
そのうち3人がキーボード奏者。
なんでそんなに必要なのか。
そしてマリンバのプレイヤーが常駐。
ゲストとかじゃなくて。
凄い編成です、空前絶後。
こんなバンドはこれからも絶対登場しないでしょう。
Moonlight Feels Right
グループ最大のヒット曲
”恋のムーンライト”(1976年/3位)
いやあ、ステージにキーボード3台ってのは
プログレバンドでも無いですよ。
そしてマリンバ奏者は
クイーンのフレディ・マーキュリーみたいな服着てますね。
Everybody Be Dancin'
もうひとつの小ヒット(77年/38位)。
正直見た目はパッとしませんね、
人の好さそうな近所の叔父さん大集合みたいです。
しかしそれにしてもマリンバのソロを絶えず入れる
曲作りというのは大変だったんじゃないかなあ。
ちなみにボーカルを取っている髭の人が
ほとんどの作品を書いてるんですが
この人、才人なんですよ。
60年代には、
ETERNITY'S CHILDRENというバンドにも在籍していたんですが
後にこのバンドはマニアのあいだで
高い評価を受けることになります。
Mrs.Bluebird ETERNITY'S CHILDREN
いわゆるサンシャイン・ポップ、
サイケ色のあるソフトロックですね。
今はCDで聴けるようになりましたけど、
音源が聴きたくて聴きたくて、ブートレッグを探して
買ったりしてましたねえ、昔。
さて、スターバックは3枚のアルバムを残して
実質解散するのですが
この髭の人(なんて言い続けたら失礼ですね、ブルース・ブラックマンというお名前)
を中心に、時折リユニオンコンサートもやっているようです。
Moonlight Feels Right (2013)
おお、マリンバの人(ボー・ワグナー)も健在ですね!
*2017年に残念ながら亡くなられました。
では最後に、このバンドで一番好きな曲で締めましょう。
もうちょっとでTOP40ヒットになりそうだったのに
あと一歩届かずだったんですね。
(1976年/43位)
ラジオの前で応援してたんだけどなあ・・・
I GOT TO KNOW
ちゃんと、マリンバのソロパートがありますね。