フリー・デザインという
60年代後半に数枚のアルバムを発表しましたが
特に大きなヒットは無し。
My Brother Woody THE FREE DESIGN
しかし後年、再評価されて
若い世代のファンも増えたようです。
そういった後押しも影響したのでしょうか
2001年、実に30年のブランクを置いて
新作が発表されました。
Springtime THE FREE DESIGN
"COSMIC PEEKABOO" というタイトルのアルバム、
これがとても出来が良いんですね。
オリジナルの楽曲の水準も高く
グループの特徴でもある
透明感のあるハーモニーも変わらずに素敵です。
Listen THE FREE DESIGN
続いて、こちらは30年どころか
40数年の時の経過を経ても
輝きを失わない稀有な一枚。
傑作といっていい内容です。
Love Will Find A Way PHILIP BAILEY
歌っているのは、70~80年代に一世を風靡した
アース・ウィンド&ファイアーの
リードボーカリスト
フィリップ・ベイリーです。
フィリップは10枚以上のソロ・アルバムを発表していますが
(フィル・コリンズとの”イージー・ラバー”はヒットしましたね)
この作品~”LOVE WILL FIND A WAY”(2019年)は
際立った仕上がりの良さ。
非常に丁寧なプロデュース&アレンジが施されています。
Once In A Lifetime PHILIP BAILEY
まるで70年代の全盛期に戻ったようなボーカルも魅力的ですね。
今回の2枚、
ジャンルは全く違うんですけれど
静的な落ち着きに満ちた感触がどこか似通っています。
香り高いコーヒーや紅茶、お気に入りのアルコールとともに
自分だけのゆったりとしたひと時を過ごすのに最適ですよ。