バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

アメリカン・マダムの永遠のアイドル BARRY MANILOW

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世のご婦人方~マダムの皆様に

人気のある芸能人って居ますよね。

 

このバリー・マニロウさんなどはまさにその

典型的なお方。

日本でいえば、(ある時期の?)松平健沢田研二氷川きよしを足して三で割って

バニラ・エッセンスを惜しげもなくふりかけたと言えばいいか。

 

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キャシー・ベイツ主演の "UNCONDITIONAL LOVE"(2002年)

に本人役で出演したシーン。

歌の原題は "Can't Smile Without You" ですが、

”涙色の微笑み”という邦題が付いてましたねえ。

(曲自体は1978年のヒット)

 

日本でよく知られているナンバーでは

ディスコ調の ”コパカバーナ” が一番でしょうか。

あと西城秀樹とデュエットしていたりしましたね。

 

70年代から80年代中頃にかけて

チャートの上位に多くの曲を送り込みました。

 

This One's For You

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曲作りの才能もある人で

このナンバーも自作です。

 

80年代後半以降は

ジャズのスタンダードや懐かしのポップスカバー

で構成されたアルバムが多くなりますが、

それらの作品もアルバムチャートでは好成績を続けています。

 

こういったタイプのミュージシャンは

”シリアスな” ロックファンからはまあ

およそ相手にされることはありませんが

今年で78歳、半世紀以上にわたって

第一線での人気をキープしているのは

さすがの一言。

 

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映画絡みでいえば、ジョン・ウォーターズ監督(ピンク・フラミンゴ!)の

シリアル・ママ”(1994年)

のサントラにも1曲、使われていましたね。

 

ちなみにこの映画、キッチュ&モンド系がお好きな方は是非。

キャスリーン・ターナーはじめ

役者陣の演技が最高です。

 

ヒット曲が多い人なので

ベストものは色々と出ていると思いますが、

オリジナルのアルバムでは

”歌の贈りもの”(1975年)

”EVEN NOW”(1978年)

あたりがお薦めでしょうか。

 

地味な作品でしたけど、”BARRY”(1980年)には

佳曲が多かったですね。

 

Twenty Four Hours A Day

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(凄いヒラヒラ・・・)