バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

私を野球に連れて行かないで

 

”私を野球につれてって”

1949年のアメリカ製作ミュージカル映画

ジーン・ケリーフランク・シナトラエスター・ウィリアムズ

ベティ・ギャレット、ジュールス・マンシン

と賑やかな顔ぶれ。

架空の野球チームのお話なんですが、出来のほうは

今一つですかねえ。

 

Take Me Out To The Ball Game  Trailer

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同じ年の ”The Stratton Story"

(”蘇る熱球” というスポ根漫画のような邦題が付いています)

こちらは実在の野球選手、モンティ・ストラットンの伝記映画。

2メートル近い長身だったモンティを

同じく190センチ超のジェームズ・ステュアートが演じているのですが

うーん、こちらも出来栄えはパッとしないような・・・

 

The Stratton Story   Trailer

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実は私、どうも野球が苦手でして。

まったく興味が湧かないのですね。

ですので知識も全然無い。

(評論家の立花隆は記者時代、野球の試合の取材を命じられて即会社を辞めたという逸話が残っていますが、野球嫌いって少数派ですよね、日本では)

 

野球大国のアメリカでは相当数のベースボール映画が

作られていると思うのですが、なので

ほぼほぼ観たことないですね。

どうもね、試合中にベンチに座っちゃうというのが。

スポーツって、継続した身体の動きというのが

原則だと思うんですよ(あくまで私的にはね)

 

控えの選手に交代したわけでもないのに

競技中、

どかーんと座ってる時間があるというのが、なんとも。

(しかも基本9回も)

 

あっ、でもですね

音楽ならお気に入りの楽曲ありますよ。

野球について歌詞に入れ込んだものね。

 

Our National Pastime   Rupert Holmes

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素敵な彼女と野球観戦

その後なんとか家に連れていこうと頑張る男

それを軽くいなすガールフレンドとの会話がお茶目ですね。

ボールを打つ音や歓声などの効果音入り。

 

(Love Is Like a) Baseball Game     The Intruders

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ギャンブル&ハフの初期作品。

恋することは野球ゲームと同じ。

ボール/ストライクのカウントに引っ掛けた歌詞が洒落てます。

スリーアウトになったら君の負けさ・・・

 

Night Game    Paul Simon

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ナイトゲームって、日本でいうところのナイターですね。

もうこれはポール・サイモンの真骨頂というか

他のミュージシャンには書けませんわな。

対抗できるのはジョニ・ミッチェルぐらいでしょう。

 

可視化されてるとダメですけど

音の世界ならOKですね、ベースボール。

 

There were two men down
And the score was tied
In the bottom of the eighth
When the pitcher died

And they laid his spikes
On the pitcher's mound
And his uniform was torn
And his number was left on the ground

Then the night turned cold
Colder than the moon
The stars were white as bones
The stadium was old

Older than the screams
Older than the teams

There were three men down
And the season lost
And the tarpaulin was rolled
Upon the winter frost

 

(words by Paul Simon)