バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

いつ、いかなる時代に生まれても淘汰される定め

もし自分が、〇〇時代に生まれていたら

なんていう空想~妄想の話なんですが。

 

”陸軍”(監督/木下惠介

 

戦時色濃い時代でしたら

もう、間違いなく”非国民”ですね。

そもそも集団生活が非常に苦手だし。

「貴様、このご時世に敵性音楽を聞いとるとは何事だ!」

とかで、張り倒されること必定。

身体的にも強くないから、とてもじゃないけど

生き残れないですよ。

 

蜘蛛巣城” (監督/黒澤明

 

戦国時代あたりだったらどうかな?

いや~、やはり真っ先に殺されてたでしょうね。

なんというか戦闘意欲そのものが希薄だし。

鎧とか兜が重くて付けられないと思うんですよ、そもそも。

 

山椒大夫” (監督/溝口健二

 

もっと時代を遡って

中世の世でもアウトですね。

労働力として弱すぎる。

糸も紡げないし、塩も焼けないし、柴も刈れないし・・・

 

「図説 ふるさと青森の歴史(総括編) /青森県文化財保護協会」

 

狩猟漁撈の時代でも駄目でしょうね。

どんくさいから獲物が全然捕まえられない。

集団から追い出されるだけですよ。

 

私は1960年代前半の生まれなんですけど

この時代だからこそ死なずに済んだんですよね。

生活全般が段々豊かになって、大きな争いごとも無かった

ある意味奇蹟の数十年間。

まさにバブルそのものなんですよ、自分自身が。

ちょっと一息かけられたら

あっという間に消えてしまう。

 

仮に未来に生まれていても

やっぱりサバイブ出来ないんじゃないかと思いますね。

おそらくこれからの時代は(この数十年間よりも)

ハードな世界がやってくるような気がしますし。

 

”14歳” (楳図かずお

 

ところで寒いなあ

気温が25度を下回ると

風邪をひきそうになる。

弱い、あまりに脆弱。

駄目だこりゃ・・・