ま、ちょっくら
このプレイに耳を傾けて頂いて。
Au Privave
おっと!
これはきてますね、目が覚めるとはまさにこのこと。
バド・パウエルの未発表演奏ではございません。
チャーリー・パーカーの名曲を
これだけ(ゴリゴリと)弾きこなしているのは
ご本人がそもそもパーカーとの共演歴がある
JOE ALBANY~ジョー・オーバニーです。
Our Love Affair Is Over
この人は10代の頃から
レスター・ヤング、ベニー・カーター
とも演っていて、注目を集めていたのですが
”やっちゃあいけない薬~しかも非常にヘビーな奴”
の影響で、演奏活動~レコーディングから
ずっと遠ざかっていたんですね。
(従って、若い時分の録音がほぼほぼ残されていない)
70年代に入るとレコードが出るようになりますが
それも長くは続かず、88年に63歳の若さで世を去ります。
"JOE ALBANY... A JAZZ LIFE"
1980年に製作されたドキュメンタリーで
オーバニーの独特の奏法が確認できる貴重な映像。
もしも、ということは無いわけですが
ドラッグと縁が切れて(あるいはうまく付き合って)
40年代~50年代に活動できていたら
それこそジャズ史に残るアルバムを作っていたでしょうね・・・
そんな数奇な人生を歩んだオーバニーの生涯を
映画化したのが、2014年の "LOW DOWN"
(監督/ジェフ・プライス オーバニーの娘、エイミーの回想録をベースに製作)
オーバニーにはジョン・ホークス
エイミーにはエル・ファニングがキャスティングされています。
Low Down Trailer
締めは生前最後のアルバムから
一曲。
Too Late Now