郷秀樹、いえ
俳優の団次郎が亡くなられましたね。
歴代のウルトラシリーズの主演者のなかでも
群を抜いてスマートで。
という最高の布陣。
(この二人は途中回までの出演なのですが)
未来志向だった前作のウルトラセブンとは
大きくテイストが異なり
昭和タッチのスポ根&ファミリードラマ風の展開でした。
私がリアルタイムで円谷プロの番組を見ていたのは
この ”帰ってきたウルトラマン” が最後でした。
以降のエース、タロウ、レオ・・・になると
言い方は悪いんですが
お子ちゃま相手の見せ物ショー的な
要素が強くなっていったような気がしてしまって。
身内の方による
当時のインサイドストーリーですが
混沌とした現場の状況が記されています。
さて、人気絶頂だった
榊原るみも勿論キュートなのですが
丘隊員役だった
桂木美加、
この女優さんがクールビューティーで
素敵だったんですよ。
フランスのヌーベルバーグ映画に出てきそうな
アンニュイな雰囲気を持った人で
落ち着いた深味のある声も印象に残っています。
早く芸能界を引退されたようですが
ちょっと残念ですね。
本作の(ウルトラ)マンは後になって
ジャック~ウルトラマンジャック
という呼称に変更されたようですが、
放送当時(1971~1972年)には
新マン、と呼んでいた記憶があります。
(帰ってきた~、ではちょっと長いので)
新マン、いえ
団次郎は歌も上手いんですよね。
主題歌も秀逸!(イントロやベースライン、途中の転調など)
今頃はお兄さんたち(ゾフィー、初代マン、セブン)
に手伝ってもらって
遥か彼方の星雲を飛行しているのでしょうね・・・