ムツゴロウこと
畑正憲さんが亡くなりましたね。
80年代に放送されたテレビシリーズが
圧倒的にポピュラーで
知らない人は誰も居ないくらい。
(山本圭のナレーションがこれまた素晴らしくて)
でも自分は当時、ちょっと違和感があったんですね。
というのも
それ以前に書かれた著作から想像する氏のイメージとは
随分違っていたので。
ブラウン管でニコニコとおどけている姿は
あくまでエンターテイメント~
視聴者へのサービス精神の発露だったんですよね。
(猫と犬の認識パターンの相違点を語るムツゴロウさん。6分過ぎより)
大勢のスタッフに囲まれていましたけれど
本質的には冷徹なリアリストで
孤高の意識を強く持ち続けていたお方だったのではないかな・・・
あらゆる種類の動物と触れ合うことができた
ムツさんですが、
なかでも犬と猫が
身近な双璧ですよね。
いや~ タイの猫はですね
もうホントにのんびりしてますね
これはですね
住んでる人間がのんびりしてるからなんですね
犬にいたっては
もうみんな
寝てるんですね 起きないんですよ
流れてる時間が
日本の三分の一くらいのスピードだからでしょうね
なんて、コメントされるんじゃないかな?
今頃、空の上の王国は賑わってるだろうなあ。
それに教授(映画 ”子猫物語” の音楽担当)も居るし。
長きにわたって
素敵な文章と楽しい映像の数々を有難うございました。
どうぞ安らかにお眠りください。
引用図書
犬、わが友 ムツゴロウのアルバム2/サンケイ出版