バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

タイ料理、味の融合 イサーン&イスラム

 

テイクアウトのタイ料理を

時々持ち寄ってくれるタイの友人。

 

「いつもの店だと飽きるでしょう。私も初めてなんだけど」

 

と、二品。

 

お馴染みのトムヤムスープに

ラープ・ガイ(鶏ひき肉のピリ辛サラダ)

 

 

あれっ

このトムヤムは見た目からし

ちょっと違いますね。

細かく刻んだ赤唐辛子がかなり入っていて

辛味の強い青唐辛子は不使用。

 

酸味がかなり前に出てますねえ。

 

 

ラープも味わいが独特。

ニンニクがほぼ使われてませんね。

(私はガーリック嫌いなので、助かりました)

 

でも、これも

よくあるタイ食堂で出てくるタイプと

少し違うよなあ。

 

友人に種明かしをしてもらうと、

この店はご主人がモスリムのお方で

奥さんは東北タイ出身。

仏教から改宗して結婚されたのだそう。

 

”テクニック(調理方法)としてはイサーン料理の作法だけれど

食材や味付けがイスラム風に則っている”

とのこと。

 

なるほど、そう言われると

なんとなく納得。

ある種の

フュージョンメニューなわけですね。

 

全体的に味付けが強い(濃い)ことが多い

イサーン料理店よりも

個人的にはこちらのほうが好みかも。

(香草~ハーブ類が大量に使われています。好きな人はウェルカムですけど、日本人だと苦手な人も多いかな)

 

 

夕飯の分も

置いていってくれたのですが

おかずもご飯も凄いボリューム。

 

そもそも昼も

かなりの量を食べているわけで。

 

 

頑張りはしましたが

ご飯は

かなり残してしまいました。

 

この炒め物も

味は良いねえ。

スパイシーさ&ハーブ類を控え目にして

日本のタイレストランでランチメニューに出したら

人気が出るんじゃないかな。

 

しかし

なにはともあれ

せ、整腸剤

プリーズ・・・