バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

静かなビュッフェ

 

先日、タイ人の友人から

「職場の同僚と夜ご飯食べるんだけど、あなたもいらっしゃいよ。奢るから」

とお誘いが。

20年近く前から知っている女性ですが

普段は特に交流もなく

前回軽くお茶したのは7~8年も前でしょうか・・・

 

 

あ~

鍋物の店

2種類スープを選べるとかいうヤツですね。

時間制限があるけど(90分)

肉や魚介、ご飯ものなどなんでも食べ放題で

フリードリンクという。

 

私は(基本一人飯&いちどきにそれほど量を食べないので)

縁遠いタイプの店。

初体験です。

 

 

えーと野菜セットは最初に付いてるのかな?

どーんと出てきましたが凄いボリューム。

(ボウルの奥までぎゅうぎゅうに詰まっている)

 

 

知り合いの方は

どんどんと注文していくのですが

静か

なんですね。

私たちのテーブルだけ。

 

もともと口数が少なく

真面目で几帳面なお方。

酒や煙草は一切嗜まず

コーヒーやコーラなどの嗜好飲料も✖

同席の職場のお仲間も

やはりおとなしいんですね、皆さん。

 

気遣いで私にはビールをオーダー(別料金)

してくれたのですが

自分一人だけですと、ちょっと飲みにくいんですよね。

 

 

食べ放題の店で静寂な空間・・・

雰囲気の良い隠れ家カフェとかではないのに。

日本が生んだ固有の文化、ジャズ喫茶でもないのに。

 

そこで私は

なんとか場を盛り上げようと

次々に下らないジョークや駄洒落をひねり出すことに

相成りました。

(英語が苦手な人が居たので、タイ語オンリー)

 

別に無理することもないんですが

日本に居た頃、よく食事会や飲み会の幹事役をやっていたので

そういう習性がまだ残っているのでしょう。

 

頑張れ、負けるな

少しでも面白いことを言うんだ自分。

時流ネタも適度に入れ込んで。

今なら政治ネタだよな、タイは。

しかしこの手の話は下手に持ち出すと

雰囲気が険悪になったりもするしな。

 

そうこうするうちに

あっという間に制限時間が終了しました。

まあ、3回に一回くらいは笑ってくれたから

よしとしましょう。

 

肝心の食事の方は

あんまり印象が無いんですよね。

会話の進行に気を取られて

ゆっくり食べられませんでしたから・・・