バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

80年代テイスト満載、ポップなホラー小品ムービー "CHOPPING MALL"

 

SHOP じゃなくて CHOP

製作がジュリー・コーマン

観る前からB級テイストぷんぷんですが

見事にその期待に応えてくれる

お笑い&脱力&コーラとポップコーンが手放せない

76分間。

 

 

とあるショッピングモールで

警備ロボットを導入。

これで夜間のセキュリティも万全だと。

 

 

若手の従業員が閉店後の家具コーナーで

お忍びパーティーを企画。

恋人を連れ込んだりして

大盛り上がり。

 

 

お約束のサービスシーンも外していません。

 

 

しかしなんと

落雷によって制御システムが狂ってしまった

警備ロボットが殺戮マシーンに変身。

館内に残った人間たちを次々に襲い始めます。

 

 

ロボットは移動能力も高く

三台が連携プレーを取ったりするので

人間サイドは大苦戦。

最後に残った一人が

捨て身の反撃を試みます・・・

 

 

奥手でおっとりしているケニー・マロニーが

ストーリーが進むにつれ

一番肝が据わっていたという展開。

(他の女優陣のような露出カットは無し)

 

 

実際の商業施設で撮影しているようですが

あまり規模が大きくなさそうで

スケール感は無いですね。

 

 

「モール閉じ込め」系統ですと

やはりダリオ・アルジェントの名作

"DAWN OF THE DEAD" (1978年)が

白眉でしょう。

 

そうそう、タイのデパートやショッピングモールは

メガ規模で吹き抜けも多用されてますから

ロケにはもってこいだと思いますよ。

 

”トムヤム・モール”

とか

”スパイシー・ゾンビ”

なんてタイトルでどうでしょうね。

パクチーの匂いがゾンビの弱点だったのです~

なんてオチにして・・・

 

 

"CHOPPING MALL" (1986)  Trailer

www.youtube.com