バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

酒飲みの200%自己弁護~酒好きと依存症の境目って?

 

昔の言い方だと中毒、今は依存症

アルコールはその状態に陥りやすい

最たる例。

 

 

その定義ってなんでしょうね?

摂取量だったり生活習慣について

色々言われているようですが

なかなかラインをね

明確には引けないですよね。

 

大体、依存症はアルコールに関わらず

"否認の病” ですから

「あなたは依存症(あるいはその危険性が高い状態)です」

と指摘されて、

素直に同意する人は少ないのではないかな。

 

 

私が思う

単なる酒好きを超えてしまっている分水嶺って

美味しく飲めているのか否か

ではないかと。

 

酒が美味しいと思うから

実際飲んでいて美味しいから

飲酒をしているのは

酒好きなんですよね。

 

依存症の領域に踏み込んでいる場合は

もう酒自体は美味しくないんですよ。

(身体にダメージが生じているので)

では何故それでも飲むかというと

アルコールが入った身体~特に精神的な部分の

変化を渇望してるんですね。

 

 

飲んでいる(飲んだ後しばらく)時のほうが

素面の時よりも心が楽なんですね。

その状態になりたいがために

アルコールが入っている飲料を

口に運んでいるだけなんです。

 

考えてみるとアルコールには迷惑な話ですよね。

身体を痛めつける元凶にされちゃって。

「ちゃんと味わって飲んでよね」

と愚痴の一つも言いたくなるでしょうに。

 

 

気をつけたいのは

じゃあ、依存症までいかずに

酒好きで留めておけばいいのかというと

そうでもないという点。

 

迷惑かけますからね、はっきり言って。

楽しいのは本人だけ

というケースいっぱいありますから。

 

で一人の部屋飲みに徹していると

際限がなくなって

依存症方向への

ベクトルが傾きがちという。

 

やっぱり

アルコールを飲む輩は

その量にかかわらず

阿保

という結論でしょうか・・・

(否認しないで同意しなくちゃね)

 

でも良いヤツなんですよ。

時には友人、時には恋人。

なんにしても付き合い方ひとつということですね

人間サイドの。

 

"THE HEARTS OF SATURDAY NIGHT"   TOM WAITS

www.youtube.com

 

参考図書

「呑めば、都」マイク・モラスキー著/筑摩書房

「あるこーる白書」西原恵理子 吾妻ひでお著/徳間書店