小型飛行機が不時着するんですね。
メインの通りが一本あるだけの
小さな町が近くにあって
一安心と思いきや
なんか住人の様子が変なんですね。
オウム返しで同じことしか言わないし
ゼンマイ仕掛けの人形のような
ぎこちない動作。
町自体も
まるで朽ち果てた
映画のスタジオセットみたいだし
地下鉄の入り口があったんですが
ただの張りぼて。
なんとこの町は
「人間牧場」だったんですね。
宇宙人が人間を無気力化させて
自分たちの食料にするために
飼っていたのです。
これはいかん!
なんとか脱出を試みようとするのですが
町の周囲が透明な物体~仕切り版で囲われていて
それも不可能。
さてさて
この異空間に迷い込んでしまった
主人公たち(マイケル・コール、デボラ・ウォーリー、ジョニー・デズモンド)
は脱出できるのか、
そして町の住人たちの運命は?
・・・というお話です。
ところどころ
思わせぶりな面白いショットが
あったりもするのですが
いかんせん
出来上がりとしては
チープ臭ぷんぷんの
B~C級に落ち着いています。
(監督/アーチ・オボラー)
1966年の公開当時は
3D効果を売りにしていたようですね。
しかしそれにしても
2時間近い上映時間は長過ぎる・・・
(後に20分ほど削った短縮版も作られました)
The Bubble (1966) Trailer