バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

人間を無害な家畜に・・・アイデアは良かったが結局はBクラスのSF映画 "THE BUBBLE"

 

小型飛行機が不時着するんですね。

メインの通りが一本あるだけの

小さな町が近くにあって

一安心と思いきや

 

 

なんか住人の様子が変なんですね。

オウム返しで同じことしか言わないし

ゼンマイ仕掛けの人形のような

ぎこちない動作。

 

 

町自体も

まるで朽ち果てた

映画のスタジオセットみたいだし

 

 

地下鉄の入り口があったんですが

ただの張りぼて

 

 

なんとこの町は

「人間牧場」だったんですね。

宇宙人が人間を無気力化させて

自分たちの食料にするために

飼っていたのです。

 

これはいかん!

なんとか脱出を試みようとするのですが

町の周囲が透明な物体~仕切り版で囲われていて

それも不可能。

 

さてさて

この異空間に迷い込んでしまった

主人公たち(マイケル・コール、デボラ・ウォーリー、ジョニー・デズモンド)

は脱出できるのか、

そして町の住人たちの運命は?

・・・というお話です。

 

 

ところどころ

思わせぶりな面白いショットが

あったりもするのですが

 

 

いかんせん

出来上がりとしては

チープ臭ぷんぷんの

B~C級に落ち着いています。

(監督/アーチ・オボラー)

 

 

1966年の公開当時は

3D効果を売りにしていたようですね。

しかしそれにしても

2時間近い上映時間は長過ぎる・・・

(後に20分ほど削った短縮版も作られました)

 

The Bubble (1966)   Trailer

www.youtube.com