東京に居た頃、よく東大に行ってたんですね。
教室に、ではなく
食堂とか生協を使わせて貰ってただけですけども。
（勤め先が赤門の近くだったので）
東大卒の各界の著名人って
数えきれないでしょうけど
役者さんだと誰が居るかな？
（含む中退）
筆頭はこの人、山村聰（文学部卒）でしょうか。
出演作も多いですし
役柄も幅広いですしね。
一般的には威厳のあるお父さん役のイメージかな。
早春 １９６５年
川島雄三監督の ”愛のお荷物”（１９５５年）や
渋谷実監督の ”現代人”（１９５２年）では
ユーモラスな演技も楽しめます。
”蟹工船”（１９５３年）など
自身の監督作も数作ありますね。
トヨペットクラウンCM １９６５年
早く亡くなられましたが、平田昭彦（法学部卒）も素敵な俳優さんでしたね。
ゴジラ １９５４年
”ゴジラ” をはじめ
特撮モノでは欠かせない存在。
無意識のうちに探してしまいますよね、
この映画ではどの役柄で出てるのかな、なんて。
私生活では久我美子とのおしどり夫婦が
有名でしたね。
日本の代表的カルト俳優といえば
天本英世（法学部中退）
後年はテレビのバラエティー番組にも出ていましたから
若い世代にも知名度が高い人ですね。
円谷プロ製作のシリーズでも
印象的なゲスト役がありました。
大阪城物語 １９６１年
スペイン通としても知られていますが
渡辺文雄（経済学部卒）は
テレビのリポーターやクイズ解答者のイメージが強いですが
６０年代の大島渚監督の作品によく出ていましたね。
少年 １９６９年
１９６９年の ”少年” は
大島作品のなかではあまり目立ちませんが
「当たり屋」で生計を立てている一家を
描いた異色作。
渡辺文雄はお父さん役として
全篇に登場しています。
その他にも南原宏治（農学部中退）、成田三樹夫（理科一類中退）、矢崎滋（文学部中
退）などの顔ぶれが思い浮かびますが
今回はこの辺りでお開きにしましょう。
