不要不急の外出は控えるように
とのお達しがありますんで
どうしても部屋に籠りがちな日々。
ジャズ&映画評論家にして、名コラムニストの
植草甚一(1908~1979)の
著作を読んでいましたら
東京での ”街歩き” の日々を思い出しました。
頻繁に登場するのですが
自分も、東京に居た頃は
毎週のように界隈をぶらついていたものです。
古本屋、レコード&CDショップ、歩き疲れての喫茶店休憩タイム・・・
どうということもない日々だったんですけれど
こういうご時世を迎えてしまうと
自由に街をぶらぶらと(ほっつき)歩く、というのは
実に贅沢なことだったんだなあ
とある種の感慨に浸ってしまいますね・・・
バンコクにも
古本屋やアナログディスクを置いてあるショップはあるんですが
この街でのぶらぶら歩きの楽しみは
緑のある風景、露店や屋台(いったい、どれほどの数があるのでしょうか)
がメインですね。
人が多くてごちゃごちゃしている通りもあれば
ひょいと小径にはいると静寂の空間が拡がっていたり。
そうそう、面白い光景にも出くわします。
ローカル&路地奥の場所なんですが、外国人がここまで押し寄せているのかしらん
ご近所ですが、
えっ
鹿!の注意報?
野生の鹿まで住んでいるのか
な~んだ、ただの広告でした。
でも、外出するからこそ
道を歩いていて初めて、
色んな風景に出会えるんですよね。
気兼ねなく
”街歩き”
を楽しめる日が
早く戻るといいなあ・・・