実に変な対決構図ですが・・・
例えば女性とプライベートなひと時、
それも会話が楽しく進行してムードも上々。
部屋の明かりを落として、まさに佳境にならんとする
その瞬間に、
”あれっ、あのアルバムの2曲目にはストリングスが入ってたかな”
”黒澤作品だったら、やっぱり60年代前半までだな”
といったような、当座なんの関係もないイメージが
次々に浮かんできてしまうのですね、私。
せっかく素敵な人が間近に居るのに・・・
ところが音楽、本、映画に接している時に
”あー、こんなことしてるより女の子とデートしたいよまったく”
とかはないんですね。
まあ、どれだけ作品に集中できるかという度合いは
その時その時で違いますけれど。
実際、別れる理由が音楽や本だったりしたことありましたから。
「あなた、そういうのには本気なのに私にはそうでないでしょ」
とか言われたりして。
うーん、でも三宅邦子(昔の女優さん)とか
若い頃のシャーリー・マクレーン(アメリカの女優さん)の
映像が大写しになって
実在の顔にかぶさってきちゃうんですよね。
こりゃあ、ダメでござーる・・・
きびしーいっ(by 財津一郎)