普通、世の中には様々な見方や意見というものがあると思いますが
ジャズの帝王といえば、もうマイルスです。
異論の挟む余地全く無し。
そうですか?なんて言ったら
あの大きな瞳でギロリと睨まれてしまいそう。
実際、共演した数々のミュージシャンも
戦々恐々、ビビリまくってましたからね・・・
歴代の在籍メンバーで
互角にわたり合えた、影響を特に受けなかったなんていうのは
ウェイン・ショーターとかデイヴ・リーブマンとか
ほんの僅かではないかしらん。
80年代にカムバックした時には正直
あらら、って感じちゃったんですね。
肉体的な不調が大きかったと思うんですけれど。
ですんで、それから亡くなるまでの晩年の作品はあまり
好きではありませんでした。
でも今聴くと、復帰第一作~三作あたりはいいんですよね。
「そうだろ、ちゃんと聴けよ!」
と天国から怒られそうであります。