映画
才人ブレイク・エドワーズの1972年度作品。 原作は ”ジュラシック・パーク” で知られる マイケル・クライトンですね。 (別名義での発表) 病理学者のジェームズ・コバーン 親友の医師ジェームズ・ホンが勤務する病院に赴任。 美しい女医のジェニファー…
日本ではマラソンや駅伝がシーズン入り。 女子の中~長距離競技のにわかファンなので 幾つか大会の中継を見たんですけどね。 音声、消したんですよ。 無音で観戦。 自分の耳には雑音に聞こえるんですね。 解説者やアナウンサーの話していることが。 声の質と…
Let us be lovers, we'll marry our fortunes togetherI've got some real estate here in my bagSo we bought a pack of cigarettes and Mrs. Wagner's piesAnd we walked off to look for America "IT HAPPENED ONE NIGHT" Cathy, I said as we boarded a …
これはGOODですね。 1964年のチェコスロバキア映画 (監督/イヴァン・パッセル)です。 ぶらりと入った 小さな構えの蕎麦屋さんが 思いもかけずに美味かった みたいな。 こういうカットだけで 最高じゃないですか。 ストーリーはシンプルで チェロ奏者…
"BLACK NARCISSUS" ~”黒水仙” これはかなり有名ですね。 名製作コンビ、マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー による1947年度公開作品。 ヒマラヤのとある村に派遣された 五人の修道女~シスターを巡るお話です。 現地ロケはまったく行われ…
タイトルバックは 満月に遠吠えする狼 ひとしきり吠えた後、コンコンとむせてしまいます。 おっ、これは楽しめる映画かなと思いきや その期待は見事なまでに裏切られるんですね。 いわくつきの荒れ果てた屋敷に 引っ越してきた4人家族が 怪異現象に見舞われ…
俳優、コメディアンの 犬塚弘が亡くなりましたね。 ある程度の年齢の方にとっては クレージーキャッツのメンバー ~背が高くてウッドベースを弾いてる人 としてあまりにも有名。 クレージーの活動以外にも 舞台や数々の映画&テレビドラマで お馴染みの存在…
かなり有名な作品で評価も高いですね。 名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の1953年作。 主演はジェニファー・ジョーンズとモンゴメリー・クリフト。 二人がローマの中央鉄道駅で最後のひと時を過ごすんですね。 (イタリアに住んでいる妹を訪れたアメリ…
オープニングのタイトルバック この手のB~C級映画が好きな人なら 大喜びのデザインであります。 とある人形工房のショールームに 子供たちが見学にやってきます。 「この筒の中に入ってる人形さんに触っていい?」 店の主人(ジョン・ホイト)から 手を触れ…
今でいうマルチタレントの先駆け 松井須磨子(1886~1919年)と 劇作家、演出家の島村抱月(1871~1918年)の 短くもドラマチックな一生は よく知られているところ。 後年、 数々の映像作品や舞台、書籍で取り上げられていますが 極めつけが…
オランダ人の青年画家ヤン (ハーディ・クリューガー) ロンドンにやってきて半年ほど。 ある日画廊で 一人のマダムに声を掛けられます。 (有閑マダムに扮するミシュリーヌ・プレール) 子供をからかうような態度の彼女に 最初は反感を覚えたハーディでした…
舞台は第一次世界大戦末期のパリ。 負傷兵の介護にあたる見習い看護師の ミシュリーヌ・プレール。 何故かタイトなコスチュームで いきなりセクシー度アップ。 17歳の高校生ジェラール・フィリップ 猛然とアタック開始 二人の間に恋が芽生えます。 まるで…
財津一郎の訃報に接しました。 この人はまさに唯一無二の個性を持ったコメディアンで フォロワーが存在しませんでしたね。 膨大な数の喜劇人が登場する 澤田隆治著の「決定版 私説コメディアン史」の表紙は 山藤章二による財津一郎のイラストです。 それだけ…
怒りに燃えるお姫様 いよいよ亡き夫の復讐に乗り出します。 あらっ 構図とか人物の表情 セットの具合が 黒澤明の諸作品 特に ”蜘蛛巣城” と "乱" に似てるなあ。 (勿論、黒澤作品のほうがずっと後の製作ですが) お城が弓矢攻撃に晒されるところとか 燃えて…
昔々 若くてハンサム&マッスルムキムキ、 性格的にはちょっと能天気な青年が 冒険の旅に出かけるんですね。 龍というかオオトカゲと闘ったり わ~い 財宝ザックザック これ、貰っていいの? 別の国のそれは素敵なお姫様と 結婚できたんですよ でもそれをよ…
ミュージカル映画で活躍した 麗しの女性ダンサーを引き続き。 "Palace Kitchen Ballet" (1955) Leslie Caron www.youtube.com フランス出身のレスリー・キャロン “ガラスの靴” のワンシーンですが 10代の頃にバレエ団に所属していただけあって 流石のテク…
今日と明日の2回、 往年のミュージカル映画で 魅惑的な踊りを披露してくれた 麗しの女性ダンサーを10人 取り上げてみることにしてみましょう。 "Fascinatin' Rhythm (1941) Eleanor Powell www.youtube.com ガーシュウィンの ”魅惑のリズム” を 軽快に踊…
これはいいなあ~ 大傑作ということではないけど マイベスト100に決定。 (しかし評論家筋からはボロクソに言われることが多いみたい。なんで?) 主演はナタリー・ウッド 彼女の魅力で成り立っている映画ですね。 私生活でも数々の著名人と ロマンスの噂…
”ショウほど素敵な商売はない” 1954年公開のミュージカル映画で (監督/ウォルター・ラング) 芸人一家の成長物語~ファミリードラマです。 お母さんは ブロードウェイの女王と呼ばれた エセル・マーマン 長女役には ”南太平洋” ”魅惑の巴里” で知られ…
1980年公開のアメリカ映画(監督/ジョン・バワーズ) ホラー映画でよくある 怖いお屋敷物語、なんですが ウーン ダルい100分弱になっております。 あちこちで 過去の有名作をなぞったシーンが続出。 ”市民ケーン” ”第三の男” ”疑惑の影” などで知ら…
日本最高峰の女優 原節子は戦後の小津映画に6本出演していますが ちょっと「役柄と表情」に注目して 比べてみることにしましょうか。 (そのうちの一本は、監督が他社に赴いて撮った”出張仕事”なので今回は省略) 小津と原の初顔合わせが 1949年の ”晩…
右とか左とか よく言いますよねえ 意志と信念と脳細胞が 三位一体となって欠乏している自分からすると なんか申し訳ないというか 生きててどうもスンマセン みたいな気がしちゃうんですよねえ どっちに向かうにしても うーん、どちらがいいとか悪いではなく…
いきなりですが 日本語のタイトルが酷い。 ”将軍月光に消ゆ” サイレント時代の映画じゃないんだからさ。 (1957年公開/監督 マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー) これは史実なんですね。 1944年のクレタ島が舞台。 島を占領していた…
これは今や この手のサイコスリラー系統としては 定番中の定番。 その際に必ず 引き合いに出されるのが ヒッチコックの有名作 ”サイコ” 確かにテーマがまず共通~ヤバい性格のシリアルキラー男性による殺人事件 どちらの男も親との関係性に問題があった 公開…
バスター・キートンの1924年作品。 "THE NAVIGATOR" 舞台は通常の陸地ではなく 大型客船内、海上、海中、離れ小島という設定が まず面白い。 キートンは自ら 当時は非常に危険だった 水中撮影にもトライ。 まさに身体を張っています。 (いつものことで…
邦題の語感が似ているので どっちがどっちだか 混乱しちゃうんですけれど いずれもBB~ブリジット・バルドーの主演作です。 いきなり、これですから。 掴みがあまりにも完璧。 ロジェ・ヴァデム監督の ”素直な悪女”(1956年) ドイツの名優 クルト・ユン…
1977年製作のアメリカ映画(監督/マイケル・アンダーソン) いわゆる動物パニックものですね。 主人公はORCA~シャチ なんですよ。 メス(お腹のなかに子供が居る)のシャチが 漁師に撃たれて死んでしまうのです。 一部始終を見ていたオスがですね 復讐…
ミッキー・ルーニー主演、1950年のアメリカ映画 (監督/アービング・ピシェル) 自動車整備工のルーニー デート代欲しさに 勤務先のレジから20ドルをくすねてしまいます。 明日早めに来て 返せばいいだろう・・・ ルーニーが一目惚れしてしまった カ…
この作品は映画界の巨匠 ウィリアム・ワイラーの最終作(1970年)で、 スターリング・シリファント(脚本) ロバート・サーティース(撮影) エルマー・バーンスタイン(音楽) の主要スタッフも全員アカデミー賞受賞者という 豪華な顔ぶれが揃っていま…
これはもう C級ムービーど真ん中 "THE BEACH GIRLS AND THE MONSTER" という1965年公開のアメリカ映画なんですが。 (オリジナルはモノクロ) 当時流行していた ~といってもかなり末期の頃かと思いますが、 サーフィンブームに安易にのっかった 脱力ホ…